令和4年度 高段伝位者資格審査会
令和4年度高段伝位者資格審査会が、10月30日(日)13時より とかちプラザ402号室に於いて、おこなわれました。
現在八段位から十段位の16名が受審。
内訳は、八段から皆伝に4名 皆伝から九段に3名 九段から十段に5名 十段から総伝に3名でした。
進行幹事の矢竹岳江理事の先導で「朗詠」から始まり、橋本岳詔審査部長から開会のことば、審査委員長である川合岳濤会長から挨拶と審査事項に関する諸注意と説明がありました。
皆伝位(現在八段位)の審査吟題
律詩「雑詩」中村敬宇
和歌「有間皇子、自ら傷みて松が枝を結ぶ歌」有間皇子
俳句「行く我に」子規
俳諧歌「七月六日たなばたの心をよみける」藤原兼輔朝臣
九段位(現在皆伝位)の審査吟題
律詩「登楼」杜甫
和歌「舊年に春たちける日よめる」在原元方
俳句「九月尽」暁台
俳諧歌「念佛坊」一茶
十段位(現在九段位)の審査吟題
律詩「本能寺」頼山陽
和歌「守覚法親王の五十首歌に」藤原定家
俳句「是がまあ」一茶
俳諧歌「かぢ枕」一茶
総伝位(現在十段位)の審査吟題
律詩「戯れに元珍に答う」欧陽脩
和歌「子等を思う歌一首」山上憶良
俳句「遠山に」虚子
近体詩「小諸なる古城のほとり」島崎藤村