準師範・師範研修会「吟道講座」 7月18日開催
とかちプラザ 402号室を会場として、山中岳帥総務部長を講師に準師範・師範研修会「吟道講座」が開催されました。
46名の方が受講しました。
吟道講座 研修内容 ①新体詩「古城の月」
①日本語のアクセント(高低アクセント)を把握する
②素読のやり方(読み方)(アクセントをしっかりと行い、情感を込めて読む)
③素読をしっかりとできると詩文に符をつけ、余韻をひくことで味わいのある吟となる
④アクセントのところを少し強く発することにより、「吟」の強弱が表現される
⑤言葉は短く、余韻はたっぷりと引く(絶句は1分30秒を基本とする。祖相範木村岳風先生の吟じ方)
⑥「古城の月」の模範吟詠
⑦吟変わりの指導(「レ」「ファ」の使い方)
⑧一節ごとに吟詠の部分指導
⑨全体を通しての吟詠指導
⑩男女に分けての吟詠指導
⑪男女2名づつの吟詠発表(男性 西桜岳さん・佐藤岳滄さん、女性 大島高風さん・窪田朴風さん)
吟道講座 研修内容 ②ハンディトレーナー(コンダクター)の使い方
①5本の指が使えなくても、人差し指だけで使えるようになる
・おぼつかなくても慣れてしまうことが、上手につかえるようになる近道
②邦楽伴奏の役割
・伴奏によって吟詠を側面から助ける役目
・吟者の個性を生かす
・間合いを助ける(間 余韻 リズム)
・音程を安定させる(主音 高音 低音)
③主音の「ミ」 副主音の「ラ」をしっかりと覚える
④吟詠の音階
・陰線律(漢詩 和歌 新体詩)・・・荘厳な印象 厳格 趣きがある
・陽旋律(俳句)・・・陽気な印象 民謡 村祭り
⑤日本語のアクセント
・アクセントは読みそのものに存在する
・日本語のアクセントは、高低アクセント
・主音の「ミ」の場所を理解してキーを押してみる
・頭高型のアクセント
・平板型のアクセント
・中高型のアクセント
⑥ハンディトレーナー(コンダクター)を使い方を練習してみよう
・ハンディトレーナー(コンダクター)を使用した、「吟じ出し」の練習
・「不識庵機山を撃つの図に題す」「九月十日」
・アクセントの位置の確認
・実際に「吟」に合わせて、キーを押してみる